がけっぷち日記
青色吐息の生存報告
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2025.04.20
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邪魅 |
2007.08.08
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図書館で邪魅の雫借りたらなぜか大磯平塚限定版だった。
中身。
中身。
語り手でもないのによく喋る関口くんと、面白くないことをしようとする榎さんと、大人しい益田くんという真面目モードで読んでるこっちも疲れました。シリーズものにおいて登場人物がいつもと違う動きをされると読み手も緊張を強いられるというか。
その点京極堂は揺るがないので彼が出て来ると安心した。
まあ、賞の冒頭が逐一殺すだの死ぬじゃ気持ちがすさむのもしょうがないか。
やっぱ榎さんはマトモなんだよなあ。巻が進むごとに言動がおかしくなってくんで、あれ、大丈夫かなこの人… と思わずにはいられなかったんですが。京極堂について「あれはあれで大変」とか言うし、この人もいろいろあるんだろうなと。
今回は連鎖殺人だったんだけど、シリーズ自体今までの事件が連鎖してるわけで。今回だったら大鷹とか関口くんの何気ない挙動とか、益田くんにはわからなかったようにこっちも覚えてないと駄目なんだけど、わかってると面白い場面があって、でもあれだけの長さのあるシリーズの中身を逐一覚えているのは難しいことで、面白いけどしんどい、みたいなとこはあるんだよな…。面白いんだけど。
そういえば今回木場さんがちょっとしか出てこなかった。まあ本庁じゃない以上動かしづらいよな、この人は。
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